<問題10>
女子学院中学校 2024年

次の.にあてはまる数を求めなさい。
大きさの異なる2種類の正方形と円を図のように組み合わせました。小さい正方形1つの面積は8cm2、大きい正方形1つの面積は25cm2です。
斜線部分の八角形の面積は.cm2です。

※中学校の許可を得て掲載しています。

【解答】

73cm2

【解説】

小さい正方形の面積は8cm2だから、対角線の長さは4cm。
また大きい正方形の面積は25cm2なので、一辺の長さは5cm。
下の図のように補助線を引くと、○印が2つ分で4cmなので、○印1つ分は2cm。
したがって図の○印をつけたところはすべて2cmである。
また、図の×印をつけたところはすべて5cmである。

図のように細かく分けた部分をア~ケとおくと、
ア~エはそれぞれ2×2÷2=2cm2
オ~クはそれぞれ2×5=10cm2
ケは5×5=25cm2
よって求める面積は2×4+10×4+25=73cm2

<コメント>
大きな正方形をつくってからカドの直角二等辺三角形を4つひくのでもOKです。とにかく補助線をうまく引けるかがポイントです。