「2004年」の「算数オリンピックトライアル問題」
当時の正答率は、「13.9%」でした!

<委員会からのコメント>

第五回には、80名程の応募がありました。 ご参加していただきありがとうございました。

解き方としては、「平行四辺形に注目」するもの、「回転して正方形や長方形を作る」もの、「辺の長さなどを自分で決めてから考える」もの、などがございました。 図形問題のため解くのに苦労された方も多かったかと思います。

今回も「委員会特別賞」として、皆様に紹介したいと感じた答案を発表させていただきます。 次回のチャレンジもお待ちしております!

<結果発表!>

松本健愛 さん
京都府 10歳
小学4年生

委員からのコメント:
「アプローチの方法に感心しました。 Mが点Bに限りなく近い場合と、Mが点Aと点Bの中点に限りなく近い場合との、両方で仮定して考えてくれました。 この考え方は数学では重要な考え方ですが、この図形の問題で応用してくるかあ…と思わず感心しました」

「極端な場合、特に最長の場合と最短の場合で、どちらも図示してくれたのがとても良かったですね☆」

伊藤成希 さん
神奈川県 12歳
小学6年生

委員からのコメント:
「直角三角形ABCを点対象に回転させて貼り合わせる考え方もすばらしかったのですが、角APMが八角形の外角になることを図示して表現したことはすばらしい着眼だと思います。 もう少し説明が欲しかったのですが、委員は180-135=45度かあ…と唸りました。」

「直角三角形ABCを2個貼り合わせた長方形に着目するというのはシンプルでわかりやすい☆ また円に内接する形を見せてくれたのも参考になります!」

山﨑奏弥 さん
愛知県 10歳
小学4年生

委員からのコメント:
「三角形ABCを90度ずつ回転させていくつもの正方形をつくってくれました。 回転させて正方形をつくる重ね合わせ方は他にも方法があるとは思いますが、この重ね合わせ方は図だけで全てが了解できる考え方で、説明もシンプルで分かりやすかったです。」

「4つを組みあわせた形の中には45度のもとになる色んな正方形が見えますね。 この図から他の解法も見えてきそうですね☆」

みっちーパパ さん
東京都 52歳
会社員

委員からのコメント:
「ただただ素直に感心いたしました。 シンプルな説明、順序だった論理構成、何の混じりけも無いピュアな解説、に感動するばかりでした。」

「ステップごとに分けて、簡潔な図と文章で非常にわかりやすかったです。 説明文と図を行ったり来たりしなくてすむ表現方法もいいですね。」

<正解者 発表!>